例えば、折り紙が一枚あるとします。これが初項です。
その次は、折り紙の半分が足されます。これが第二項です。
さらにその半分、さらにその半分…と足していくのですが、どこまでいっても二枚目が完全に満たしきれないですよね。
これらを実際の値を用いるとこうなります。
各項の値 その項までの和
初項…1 1
第二項…1/2 3/2
第三項…1/4 7/4
第四項…1/8 15/8
第五項…1/16 31/16
ここからも分かる通り、その項までの和は、一般式 “2n-1/n” というかたちで表されています。
即ち、第何項まで足しても、値が2を超えることはないのです。
但し、どんどん限りなく2に近い値にはなるので、無限等比級数の和は2となります。